2013/08/20

皆様、本当にありがとうございました☆

  
T.Y Harbor 展示会最終日まで、大変多くの方々にお越し頂き、誠に有り難うございました。私が不在の時にもお越し頂いたり、連日満席状態の中でも作品だけを観に来てくださったりと、皆様への感謝の気持ちでいっぱいです。
この思いを胸に、今後も真摯に作品と向き合い皆様にお届け出来る様に尽力して参ります☆












2013/08/18

搬出終わりました!


T.Y Harbor Breweryでの展示会、本日を持ちまして無事に終えることが出来ました! お越し頂いた多くの方々、並びにスタッフその他ご協力頂いた皆様に、心より感謝しております。たった今展示の搬出が終わり少し寂しさもありますが、次のステップに向けて精進して参ります。皆様、本当に有難うございました!
 


2013/08/16

Thank you♡



連日、様々な方にお越しいただいているT.Y Harborでの展示会も残すところ2日になりました。展示会をきっかけに、普段なかなか会えない方、久しぶりに会う友人などと沢山お話が出来て、本当に皆様への感謝の気持ちでいっぱいです。皆様の温かい思いのお陰で私は前に進めているのだと深々と感じています。まだまだ未熟な私ですが、少しでも成長して皆様に喜んで頂ける様に、今後も精進して行ければと思います。

写真は、主人の幼なじみのまゆちゃんと中山祐一朗さん☆中山さんは来月Bunkamuraシアターコクーンでチェーホフの『かもめ』を蒼井優さん、生田斗真さん、野村萬斎さん、大竹しのぶさん凄い顔ぶれの方々と共演されます^-^私も、もちろん伺います!今から、楽しみです♬

2013/08/12

永遠のゼロ 百田尚樹

先日、『風立ちぬ』を観終わった後、そのまま本屋へ向かい『永遠のゼロ』(百田尚樹の大ベスセラーで、2013年6月には売上部数は文庫本で200万部を突破)を手にしました。読み進めて行くと、映画の内容と話の流れが繋がっていて、『風立ちぬ』の題材となった零戦設計士の堀越二郎が汗水流し作った最強の零戦を、『永遠のゼロ』ではそれを操縦する海軍航空兵がテーマになっていました。

風立ちぬ』では零戦設計者の思い、『永遠のゼロ』では零戦操縦士の思い、それぞれがとても巧みに描かれていて、感慨深く読みました。

太平洋戦争で失われた尊い命。神風特攻隊として任命された時、人々は決して狂乱的な愛国心に満ちた、言わばテロリストではなくて、一人の人間として誰もが恐怖を抱く様に、彼ら苦しみ悲しみ、死ぬための攻撃が許されるべきではない事も分かっていた。けれども、そんな意思が許される時代ではなかった。命を重んじ「家族のために、生きて帰るため」に戦った者は、臆病者として扱われた。しかし、それこそ日本が負けた大きな理由でもあった。

国が軍隊の命を守りながらも戦略を立てる米国と、神風の様に命を無惨に扱い、饑餓で死ぬ兵隊を多く出し、国民の命よりも天皇国家を重んじた日本では、根本的なところからして違いがあり過ぎました。貧しい国が、国民に食や医療を施すのではなく、その何十倍もの費用を兵器開発に注いだ。最初から極限が見えていた様な状態。神風特攻隊がその全てを現している様に思います。深い憤りと悲しみを無くしては読めない『永遠のゼロ』。

これは、国民の尊厳を蔑ろにしてまで、国益、地位、名誉を追求する官僚国家に対する怒りと、マスメディアの責任を問うものです。唯一の被爆国であるのにも関わらず、2011.3.11で多くの原発害者を出し、国民の命を守るどころその真相を隠し続ける国家。太平洋戦争以降、国民の生活は豊かにはなったけれども、国家としての精神性はどうだろうか。

命を懸けて、この国を愛する者を守ろうとした人々がいる事を忘れてはならない。国民がいて、国家が存在する。8月15日。もう直ぐ、終戦の日を向かえる。

私達は、幸せにならなければいない。



2013/08/11

堀辰雄文学記念館 in 軽井沢


 軽井沢をこよなく愛した作家、堀 辰雄。

軽井沢 追分のこの家で昭和28年に49歳で亡くなりました。

原稿・書簡・初版本、愛蔵書が納められた書庫、

実際に着ていた服、洒落たドイツ製の小物、川端康成より譲られたパイプ

遺愛の品々、 堀辰雄を感じる事が出来る記念館です。

そこで、私が先日夢で見た青い猫も発見して。。。

映画『風立ちぬ』の菜穂子のモデルにとなった

堀辰雄の婚約者 矢野綾子が実際に描いた油絵も、現在展示されています。








2013/08/07

神様との時間

8月7日 早朝 明治神宮にお散歩をしに行きました♪

気持ちの良い日差し、新しい始まりを感じた日。

東京の真ん中で、神様の風と戯れ、身も心もリセット^-^

とても大切な時間です。











2013/08/06

風立ちぬ

8月6日、広島に原爆が投下された日。

この日は、黙祷で一日を始めます。

小さい頃から8月6日のお誕生になると、新聞の原爆ドームの記事の切り抜きを日記一面に

貼っていたのをよく覚えています。

修学旅行では原爆ドームを訪れ、被爆者の方のお話を聞き強いショックを受け、

二度と残酷で悲惨な歴史を繰り返さないために、私達に何が出来るのか、

その大きな問いに、自分の小ささを感じで身が縮こまってしまう日々もありました。

そして、私なりに出せた答えは、美しいものを描き続ける----

いかなる時も、運命がどんな暗闇へと連れて行こうと、

きっと、そこには神様からのメッセージがあるから。

お誕生日に、映画「風立ちぬ」を 観て来ました。

風立ちぬは、現実のゼロ戦設計者、堀越二郎の半生を描いた部分と、堀辰雄の恋愛小説

「風立ちぬ」が交差し、登場する菜穂子も、堀辰雄の婚約者で実在した人物・矢野綾子

を、堀辰雄の小説名にもなっている「菜穂子」から引用したものとされています。

現実とフィクションによって、描き出されるジブリならではの独特な世界。

決まりきった戦争映画ではなくて、1920年代という時代に生きた人の空気・内面性、それ

は心の動きを捉え、息吹を感じさせる美しい映画でした。

矛盾、光と闇が生きる事を問い続け、登場人物一人一人が時間に追われ、生きる事に精一

杯だった時代。

まるで、次の扉を開く鍵の様な台詞からは、時間が一瞬止まる感覚になります。

映画は終始宙を彷徨っている様な時間軸で進行し、最後まで夢の中の出来事だったのかと

思わせる様な、不思議な気持ちにさせられる展開。

日本の美しい自然・風土、日本人の美しい精神。

そして、美しいばかりではない自然界の凶暴さ。

二面性を持つ美しさ。

意志を持たぬものたちの描写は凄い迫力で、関東大震災で大地が切り裂かれる時の人間の

低い声は、悪夢を見ている様な恐怖を覚えました。

全ての存在に命がある。

美しい飛行機作りを目指した堀越二郎の才能は、戦闘機の設計としか許されず、

ゼロ戦に搭乗も出来ず、ただひたすら紙の上に図面を引くばかり。

そして、失敗を繰り返し作ったゼロ戦は一機も戻らなかった。

病におかされていく菜穂子の美しさは、終わりがある事を知っていたからこそ、ひたむき

に、愛する人のために生きた。婚礼の儀で見せる儚い美しさには涙が出てしまいました。

『風立ちぬ』では、貧しい時代の日本で、精神の貧しい日本人が一切登場しない。

一貫して『美しさ』が描かれている世界。

宮崎駿監督の矛盾・二面性・カオスの根源となった時代が美しく儚く描かれた今作は、

宮崎駿監督そのものに思えました。疎開先で叔父が経営する「宮崎飛行機」で工場長を務

めていた父の影響で、戦闘兵器好きになり、巨神兵(巨大な人型人工生命体)などが誕生

したと言われています。監督が描く兵器は持って生まれた運命への悲しみ切なさを含み、

そのものたちへの愛おしい思いが伝わって来ます。

どんな矛盾を抱えながらも、人は生きねばならない。

「風立ちぬ、いざ生きめやも "Le vent se lève, il faut tenter de vivre."」(風が起きた、生き

てみなければならない)





2013/08/02

まぼろしハワイ

ハワイの素晴らしさを知ったのは、招かれる様にして訪れたマウイ島で見た景色がきっかけでした。大切な友人を突然亡くしてから何の写真を撮っても感じる事が出来ず堪えていた深い悲しみが、命の向こう側の奇跡を見せてくれている様な空と大地に出会った事で、美しい光に変わって行く体験をしてからでした。そして、その後も神秘的な体験は続き、もっとも宇宙を感じさせてくれる大好きな場所になりました。よしもとばななさんの『まぼろしハワイ』を読んでいたら、当時の思いが甦って来ました。時が過ぎ変わるものと変わらないものがあって、大切なものはずっと心の中で生き続ける。光となって永遠に。

まぼろしハワイ著者/訳者:よしもと ばなな 出版社:幻冬舎




T.Y Harbor ハワイアンナイト

T.Y Harborでの私の展示会も8月18日(日)迄となりましたが、8月14日(水)には『Hawaiian ALOHA Night』が開催されます。今回の写真は主にマウイ島で撮影したものになりますが、展示期間中にぴったりの催しで嬉しいです☆T.Y Harborの運河沿いのWaterline付近でお食事をすれば、通常通りお食事をしながらハワイアンミュージックも堪能出来ると思います☆是非、お時間がありましたら♬

http://www.tyharborbrewing.co.jp/jp/waterline/news/814(wed)hawaiian-aloha-night/

T.Y Harbor 展示会

多くの方々にお越し頂いているT.Y Harborでの展示会☆お店側からも、こんなにもお客様を連れて来られた作家さんは初めてと言われる程、連日皆様にお越し頂き心から感謝してます☆一部ですが写真をアップさせて頂きます♪







3.11塾

林真理子さんと三枝成彰によって結成された3.11塾の懇親会。三枝さんによって始まった『はじめてのクラシック~中学生・高校生のために』を被災地の子供達と国際フォーラム で聴いた後、会食の席ではスピリチュアルセラーの江原啓之さんもいらっしゃり、お話を伺った方の中には涙が止まらなくなってしまう方もいらっしゃいました。物腰のとても柔らかい方で、親身に被災地の方の言葉にならない思いを汲み取ってくださる人柄に、胸を打たれました。被災地の方々の心のケアがどれ程必要であるか、改めて大切な事を教えて頂きました。
素敵な出会いに溢れた夜を有り難うございました☆