2008/06/24

Ken Ishii


10年以上前、私がN.Yに留学中『アキラ』にはまり、その時に初めて触れたケンさんの音楽にとても感動し何度も何度も聞き返していました。Jelly Tonesは繊細で美しく、ビデオクリップ「EXTRA」は衝撃的で、海外にいて東京cultureの格好良さを深々と感じました。東洋のテクノ・ゴッドと言われるケンさんは多くのアーティストから尊敬され、現在もその勢いは衰えません!!!

2008/06/18

Jim O'Rourke

04年度グラミー賞 受賞プロデューサーのジム・オルーク。
伝説的なオルタナティブバンド・ソニックユースのアルバムを務めるだけでなく、ベス・オートン、ステレオラブ、ブリジット・フォンテーヌ、スモッグ(ビル・キャラハン)etc.そして、青山真治監督の「ユリイカ」でも音楽を担当したり、文化庁芸術祭レコード部門優秀賞を受賞したりと、とにかく凄い人です。なのに、演奏を聞いたら沢山間違えて途中でやり直したりと、皆びっくりしましたが、逆にその力が全く入っていない自然体が場を和ませ、ゆったりとした空間を作ってくれました。何よりも、観客に媚びず、自分の音楽を演奏していた姿を見て音楽の持つ魅力を再確認しました。バッタリお会いした時、”いつも美しくて素晴らしい音楽を届けてくださり、ありがとう”と英語で言ったら、日本語で”あまり練習出来て無くてすみません。今日は沢山間違えました。”と照れ笑いをしながら、丁寧なお返事をくださったその柔らかい人柄はとても素敵でした。才能溢れる彼の姿からは学ぶ事がいっぱいです。

2008/06/13

レイハラカミ

先週の週末、長野県で行われた音楽イベント「タイコクラブ」へsublime recordsの皆様とご一緒させて頂き行って来ました☆大好きな友人と共に素晴らしいレイハラカミワールドを野外で体験出来て、とっても楽しい思い出が出来ました^^インドのリズムなど伝統的な要素を含みつつ、それらを解体して完全に新しいハラカミワールドを作り上げてしまうところには脱帽です。自由自在に変容して行く音はまるで水の流れの様に澄んでいて聴いているととても不思議な気持ちになります。独特なハラカミさんトークにもすっかり虜になってしまい、音楽はもちろんですが、人としてとても魅力溢れる方です。ハラカミさん・サブライムの皆さん、楽しい時間を本当にありがとうございました!
http://www.sublimerecords.net/harakami/news.html

2008/06/12

フォトジャーナリスト;桜井和馬さん Blood Diamond


先日、フォトジャーナリスト桜井和馬さんの講演会へ行って来ました。世界の中で起こっている出来事を写真を通じて伝えてくださり、その写真を見る事で、私達一人一人何を想起するかと問いかけてくださいました。強く優しい数々の写真に、被写体の人々の温もりと肌の色を超えた心の接点を感じる事が出来ました。お話の中で、桜井さんご自身が見たアフリカがそのまま描写されているというレオナルド・ディカプリオ主演Blood Dimond(2006年制作)を遅ればせながら私も観ました。利権争いによる人間同士の絶え間ない残虐な殺戮を描き、私達の日常からは遠く離れた出来事の様に思えるアフリカの紛争の影に、大きく加担している消費者に訴えかける迫力ある映画でした。この映画を観る事で、ダイヤモンドだけではなく、石油などの天然資源の奪い合いにより、奪われる命、家族、愛、そして、破壊されつつある神々の楽園アフリカの現状に対して知らないでは済まされないという意識が芽生えるのではないでしょうか。一人一人が何を選択して生きて行くか。普段何気なく消費している物の裏に隠されているメッセージを読み取る知識(誰の生活を支え、犠牲にしているのか)その現実を受け入れる勇気、行動を起こす努力を身につけて行かなければならない重要性を考えさせられます。
桜井さんの素晴らしいご活動を今後ご本人にお伺い出来ればと思うので、そちらはまた改めてお伝えをさせて頂きます。