2014/09/15










軽井沢の心地良い空気の中で、巨匠の名作を五感で感じながら作品を堪能出来るセゾン現代美術館にて、詩人、小説家、実業家の堤清二/辻井喬氏のオマージュ展が開催されています。

渋谷創生期を巡る伝説も華々しく、西武百貨店、ファッションと演劇の複合施設PARCO、脱ブランドの無印良品を誕生させる等々、常に実験的で未知なものを発信し続け、政界、経済界、文学界、芸術界、デザイン界に精通し、文化都市の発信力を変えて、東京を異なった都市にする力となりました。

経営の中心には『詩』が存在していた。

消費者を解放して、消費によって自立した個性を引き出す広告戦略が行われ、西武美術館では海外の新しい前衛的な文化が紹介され、サブとメインカルチャーと言った仕切りや身分差別の無い、エネルギーに溢れた世界を創造しようとした氏の世界観を展望する事が出来る展覧会では、堤清二/辻井喬氏の愛した収蔵作品、多数の賞を受賞した書籍や直筆の原稿等を観る事が出来ます。


異次元の空間に旅をした様な、魂が宿るオマージュ展。


濃厚な時間を過ごした後には、ゆっくりお庭を散策して、オーガニックカフェの美味しいお食事を頂くのがオススメです!

開催期間は11月24日迄。







私の作品が東京タワーの麓、飯倉交差点にあるノアビルディング内のエントランスに飾られています。


孤高の建築家•白井晟一氏によって建てられた建物には、貴重な資材が使用され、特に入り口天井のオニキスやスウェーデン産の赤御影、フランス産の黒御影石は、光の反射や音の反響を巧みに利用して生き物の様な存在感を作り上げています。風が吹くと龍の声がする様な、壮大なイマジネーションが膨らむ建築の中で、日本の各地を巡り撮影した私の作品も生き生きとしている様です。

お近くにいらっしゃる際には、是非ご覧ください。