2014/11/17



驚愕の谷のマリー=エレーヌのワークショップや舞台撮影、春の祭典のリハーサルと本番を入れると、2週間に渡り通う事になった東京芸術劇場プレイハウス。まさに、名前の通り遊びを通じて学んだとても貴重な時間でした。

どうすればもっと観客席に届けられるのか、ダンスと声という最もプリミティブな方法で思いを伝える事に全神経を注いで、とにかく必死に演出家の白神さん、つむぎねの宮内さんの指導を受けながら、メインキャストの方々の凄まじいパワーに少しでもついて行ける様に尽力しました。 こんなにも、全身全霊を掛けて遊んだのはいつの頃だったのだろうと思い返す程、舞台上では無我夢中に表現する事を楽しんでいました。

生身の人間の肉体の迫力と作家の想像するファンタジーや妄想、白昼夢という虚構が合わさり芸術形式へと造形される事で、強烈で多元的なリアリティーを確立する劇場という魔法に圧倒されるばかりでした。

本当に素晴らしい経験をさせて頂き、心からありがとうございました!!!