2009/05/26

養護老人ホームにて

麻雀を楽しむ美しい女性陣!
身体が不自由でも、笑顔が溢れていました☆
幾つになっても色男の皆様が集うテーブルにて☆
カラオケではリクエストにより歌を歌いました。テレサテンさんの「時の流れに身をまかせ」
ドュエット中☆
私も一緒にお勉強中。
オバマ大統領就任演説丸暗記。御年99歳!
イギリス紳士の様な英語を流暢に話される英会話教室の教授^0^
英訳した童謡の中から、雪やこんこん•あめふり

昨年より続けている童謡の英訳も数がたまり、前回のクリスマスには養護老人ホームの皆様が出し物として訳した童謡を歌われました。養護老人ホームでは、ショートステイやデイサービスの方が一緒になって、様々なお教室や触れ合いを通じて、年を重ねてもいつまでも元気に明るく過ごされています。英訳の童謡は、施設を利用なさってる方々が集って始めた英会話教室にて歌われているので、私もその英会話教室を訪れるこの日をとても楽しみにしていました。
教室を訪れて驚いたのは、まず主催者の方の英語が英国紳士の美しい毅然としたものをとても流暢に話される事!そして、99歳の方が、オバマ大統就任演説を完璧に暗記なさっていた事!とても高尚な方々のために童謡を訳していたのかと驚き、訳は大丈夫だったのかと少し心配になりましたが、私を温かく迎えてくださり、一緒にお勉強もしてとても刺激的で楽しい時間を過ごさせて頂きました。
そして、お教室の後は皆様と一緒にカラオケをしたり、お話もさせて頂き、幾つになってもチャレンジ精神を忘れず、前向きに明るく生きてる力強さに感動しました。そして、様々な経験を乗り越えて来たからこその大きな包容力に癒され、大きなエネルギーを頂き、忘れられない大切な時間となりました。
最近、ニュースでは老人ホームの詐欺問題等を聞く事が多いと思いますが、この様な施設がある事で、分かち合える同じ世代の人同士が触れ合い、助け合い、生きがいを持って生活が出来る事の素晴らしさを実感しました。もっとこうした施設が増え、特定の人だけでなくより多くの人々が充実した老後を過ごせる様にする事が、今後の社会の大きな課題であると思います。
私達はお年寄りから学ぶ事が沢山あります。
お年寄りと子供が明るく元気な国こそ、強くて魅力的な国だと思います。

この日は、沢山の写真をご本人の承諾のもと撮らさせて頂きましたが、まだご家族の皆様の了解を得ていないため、ブログに載せられるのはごく一部の写真になります。
ファインダーを通して見た皆様は、深い歴史と人柄の優しさが滲み出ていて、撮る際に緊張してしまう程でした。様々な事を勉強させてくださり、本当にありがとうございました。

2009/05/18

写真家 井島健至

先日、西麻布のBAR AMRTAにて井島健至さんの写真展へ行って来ました。友人に写真家の友人を紹介するよとのお誘いを受けたのですが、とても初めてとは思えない程、不思議な縁で繋がっている様な感じのする人達ばかりがそこにはいて、すっかり和んで色々なお話をさせて頂きました。井島さんの作品は、スピリチャルな世界で繋がっている様で、一人一人見る人によって印象の変わる作品だと思いました。作者自身が語るのではなく、見る者に答えを委ねてくださっている写真だと思います。
井島さんの作品を通じて鮮烈に甦った、私のBlack birdとの出会いを思い出しとても懐かしくなりました。羊の写真も、遺跡の写真も全て、長い旅路と静かに向き合えるものばかりで、帰宅後も余韻に浸っていました。
柔らかく優しい写真に、どんな事を思い考えるのか。井島健至さんと私の心の師匠である井津建郎さんのお話も盛り上がり、本当に楽しい一夜でした。 ありがとうございました。

井島健至さんの今後の活動が楽しみです!

2009/05/08

Dear my friend

カンボジアの友人から、私がまた訪れて一緒に踊ったり楽しい日々を共に過ごす夢を見たとメールをもらったのですが、なかなか行く事が出来ないので、せめて思いだけでも一緒にと急いで作りました。最近体調不良が続いたせいか声が出ていませが、でも、思いは熱い内に!と思いアップします。まだまだ未熟ですが、思いが伝わったら嬉しいです。

Rising
written by Yukiko

In our heart there is a scuffling tower 
we melted down our sorrows and unspoken words
that lie beneath or lonely footsteps
walking to the newborn day

In our heart there is a love that makes 
the world go round
hands to hold each other
you and I will share all the light till dawn

For us to shine
For us to shine

In our heart there is a scuffling tower
we melted down our sorrows and unspoken words
that lie beneath or lonely footsteps
walking to the newborn day
where we will be free.

2009/05/05

核廃絶

二度とこの様な恐ろしい兵器を作り出さない世界へと
して行くためにも、教育をもっとしっかりと行う必要がある。
未来の子供達に、美しい地球を残すためにも。

2009/05/03

井津建郎ーdreams come true

以前、こちらのメールにも書かせて頂きましたが、写真家の井津建郎様という一人の人間の熱い思いから、カンボジアの多くの人々の命が救われ、国に対しても大きな貢献をもたらしたその素晴らしいご活動からは、今の世の中に必要な慈愛の精神を私達に教えてくださると思い、ここにまた改めて書かせて頂きます。

井津様は訪問先のカンボジアで、こんなにも温かく素晴らしい人々が何故、貧しさに苦しまなければならないのかとその歴史を悲しみ嘆き、結核病棟にて出会った少女が、次訪れた時に亡くなっていたのをきっかけに、何とかしてこの国に良い環境を作らなければという思いから病院を建てる決意をなさいました。このお話を実際にその結核病棟の前でお話ししてくださったのですが、そこにいる患者さんは井津様のお陰で、辛い運命にあっても笑顔と優しさで溢れ、感謝の心を絶やす事無く輝いていました。Friends without a borderは世界中の大勢の方々による寄付を元に運営され、医師の育成から子供達の教育まで行っています。ニューヨークにて毎年開催されるチャリティーオークションでは、世界の著名な写真家の方々から作品が寄付され、昨年も不況に関わらず大きな功績を上げていました。そして、カンボジアのアンコール小児病院の10周年式典はご来賓の方々、病院のスタッフ等多くの方々に見守られる中開催されたのですが、これだけの多くの人々の心を動かし一つにする事が出来る井津様のお人柄と、支える方々の努力に本当に感動しました。
どんなに暗い現状でも、光り輝く明日へと変えて行ける、Dreams com trueと井津様はお話ししてましたが、本当に夢が叶えられる素晴らしい体験を拝見させて頂き、今の日本に必要な大きなchange、それは個々の心からのchangeによって現実問題を変えて行けるのだと言う信念を教えてくださいました。私達一人一人が、直面する医療•教育•環境問題に取り組んで行かなければならない責任と、皆で力を合わせてより大きな力に変えて行く大切さを深く感じました。力ある者が困っている者の手助けをする必要性、それはまた人として生きる喜びに繋がって行く価値あるものであることを学びました。
写真家という枠を超え、慈善活動を行う井津様が私宛に送ってくださった文章で、とても励まされ勇気を頂ける言葉をここで一部抜粋させて頂きます。アーティストとして活動して行く上で、迷い戸惑う事はつきものだと思いますが、その思いに閃光の様にきらめくお言葉でした。
"思えば、写真家を含めてアーティストというのは、自己表現と主張の塊のような人間たち(自分も含めて)のような気がしていましたが、皮肉にも、アートほど作り手と観る側それぞれの自己を超越したコミュニケーションの力をもつものは無いと思われます。とことん自我を貫いた果てに見えるもの、、、あるいはそこに初めて自我超越という境地が顕われるのでしょうか。アートが全ての国境を越えて人々に感動をもたらすことはご存知のとおりですね。Art can make a difference(アートが社会を変え得る)という言葉を信じて写真家をやってきましたし、カンボジアプロジェクトでは写真をコミュニケーション手段として使いなんとか成功してきましたが、もっと素晴らしいアートなら、もっと広がりのあるアートなら、もっともっと大きな変化をもたらすことができることでしょう。清水さんはじめ、これから才能が大きく伸びていく方々に大きな期待を持っています。がんばりましょう、Art can make a difference”を信じて。"
井津様の作品は大判のカメラを使用し100kgにも及ぶ機材を険しい山脈の中も運び、プラチナプリントという繊細で難易な技法を完璧に取り扱い、その作品は世界で認められ教本に載る程素晴らしく、写真を知らない者でも誰もが敬意を抱くものです。常にどこまでも謙虚で慈悲深い井津様に喜んで頂ける様に、私も一人のアーティストして頑張って行ければと思います。

井津様はインドで撮影したばかりの写真を制作中との事。新しい写真を通じて、今度はどんな事を私達に教え語りかけてくださるのでしょうか。とても楽しみにしてます。

私にとって、カンボジアという貴重な体験は、井津様の素晴らしいご活動の恩恵を受けての事と深く感謝してます。今回「視点」にて入賞した作品も、アンコール小児病院を建てようと決意なさった結核病棟にて撮った写真です。井津様との出会いは生涯の宝物です。

Art can make a differenceを信じて、皆様と共に頑張って行ければと思います。